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リジー・ボーデン

●リジー・ボーデン  
 実際に起きた殺人事件を、子ども達が歌にして口ずさんでいたら、それが童謡になってしまった!
 イギリスの伝承童謡集で知られるマザー・グースのなかには、「子どもに歌わせるのはどうか」という、数々の問題作が収められているが、『リジー・ボーデン斧を手にして』は、問題作中の問題作だ。
 リジー・ボーデン 
斧を振り上げて 父親を
40回めった打ち
 我に返って 
その場を見てから
 今度は母を 
41回めった打ち
  殺人事件のあらましは、以下の通りだ。 事件が起きたのは、アメリカ・マサチューセッツ州の高級住宅街であるフォール・リバー。1892年8月4日の朝、ボーデン家の父アンドリューと継母アビーが自宅で殺害された。そのとき家に居たのは、娘のリジーとメイドのサリバンのふたりで、アンドリューの死体を発見したのはリジーだった。
   サリバンの証言によると、アンドリューは朝から外出していて、家に戻ってきたあと、居間のソファでうたた寝をしていたという。彼の死体を発見したのはリジーで、大きな声を聞いたので、サリバンがあわてて3階の自室から降りてきたら、頭を斧で殴られて血まみれになったアンドリューの死体が、ソファに横たわっていたという。
 アビーに知らせようと、2階の部屋に行くと、そこは血の池で、ベッドの下にアビーがうつぶせになって死んでいて、彼女もまた頭を斧で割られていた。 ボーデン家では先妻が亡くなった後、アンドリューの財産の配分をめぐっての争いが絶えず、事件の少し前にも激しい議論が交わされたという。
 事件後、疑いの目を向けられたのはリジー。犯行当時に着ていた服を燃やしている姿を目撃されており、さらに、近所の薬局で猛毒のシアン化水素を買おうとして、断られた事実も判明した。
 事件から1週間後、リジーは逮捕された。しかし裁判では、決め手となる物証がなく、状況証拠のみでの判決の結果、リジーは無罪となった。釈放後、両親の遺産を受け継いだリジーは、大邸宅を購入して、亡くなるまで贅沢な暮らしをしたというが、「疑惑の斧弾」の渦中の人は、ずっと人々の興味の対象として、さらされ続けた。
  実際に起きた事件を元に作られた歌だが、事実とは微妙に異なっている。歌詞では、父アンドリューが40回、継母ボーデンは41回、斧でめった打ちされたとなっているが、検死官による両死体の解剖結果では、「父ボーデンは顔面と頭に斧を11回叩き込まれ、鼻が削がれて頭蓋骨が砕かれ、顔から飛び出した眼球は2つに切断されていた。継母アビーは、頭部を斧で19回叩き込まれた」となっている。また殺害の順番だが、「先に殺されたのは継母で、父が殺害されたのは、その1時間程後」という。
     この事件と似たような事件が、現代でも起きている。1994年、元プロフットボールのスーパースターで俳優でも名を馳せたO・J・シンプソンが、元妻とその友人を殺害した容疑で逮捕されたが、その後の捜査の結果、裁判では無罪が確定した(民事裁判では、殺人を認定)。
 冤罪は起こしてはならない、「疑わしきは被告人の利益に」が徹底しているアメリカでは、結果としてこのような判例が多発している。民主主義の教科書を自負しているアメリカはこれからも、こういう事件の顛末を起こす宿命を背負っていくのだろう。
  事件後、惨劇の起こったボーデン家の屋敷は、人の声が聞こえる、物が移動する、火の玉が飛んだなど、さまざまな噂が飛び交い、幽霊屋敷と呼ばれるようになったとか。現在この屋敷は、当時の事件を保存する博物館として残され、地元の観光名所となっている。
  英語圏のほとんどの学校で、この歌は教材として扱われ、子ども達に歌い親しまれているという事実は、起きた事件以上のインパクトを感じさせる。悲惨な事件も、時がたてばファンタジーに。欧米思想はドライだ。O・J・シンプソンの事件も、いつの日か童謡になるのかもしれない。           

リジー・ボーデンに対する1件のコメント:

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iPhone6ケース 手帳型 on 2015年5月6日 18:08
赤枠の範囲内を保護するiPhone本体より一回り小さいサイズなので、ギルドデザインのバンパーのような回り込みが深めのバンパーとも併用できますよ。
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